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    駐車スペースで後悔しないために、まず最初に駐車場の位置を考えてから間取りを作成しよう♪

    家づくりの2大要素である土地が決まり、建物の話を進めていくことになりました。

    今回は、その建物の間取りを決めるにあたり、事前にしっかり考えておかなければ後悔ポイントとなってしまう『駐車スペースの配置』について書いていきます。

    駐車スペースって当たり前のように決めがちだけど、全体の間取りに大きな影響があるので、実際の生活をしっかりイメージしてみましょう。

    目次

    ハウスメーカーに間取り案を作成してもらう

    我が家の土地は約31坪。一般的に見て決して十分な広さとは言えません。

    その中でいくつかのハウスメーカーに間取図を作成してもらいました。以前のブログに書きましたが、住宅展示場巡りをして間取図作成をお願いしていたんです。

    我が家の土地は奥にアパートがあって行き止まりとなっているため、上側の道路からのみ進入できます。

    前面道路は4mです。

    この土地を踏まえて作ってくれた間取りプランは…

    どちらも建物は正方形に近い形状で、奥側が駐車スペースです。

    【できれば駐車場2台。普通車と軽自動車】という要望だったので、2つめのカラーの間取図プランは2台駐車で作成してくれています。

    この二つはあくまで例ですが、何社かに作成してもらった間取図は全て【建物は正方形、奥側駐車場】という同じ構造でした。

    私たちも何となくこの構造が当たり前のような感覚になっていました。駐車スペースよりも家の間取りをどうするかに考えが集中し始めていたんです。

    間取りをイメージするための現地訪問

    建物の間取りを考えるにあたって、現地見学に行ったときのことです。

    当時の住まいから徒歩圏内だったということもあり、何度も現場訪問していたんですけどね。

    周辺環境含めて、部屋の配置をどうしようか、玄関の位置はどこがベストか、などのイメージを膨らましていたのですが、ふと、駐車スペースのことが気になりました。

    いろんな会社に間取図を作ってもらいましたが、【建物は正方形、奥側駐車場】というどこも似た感じだったので、本当にこの配置でいいのかな…という疑問もあり、そこから駐車場の位置が気になりだしたんです。

    駐車を実演してみた

    先ほども触れましたが、我が家の前面道路は4m

    大きな道路に面しているわけでなく住宅街の中の土地なので、4mにあれば十分かなと思っていました。

    まず前提として、上側の道路から入るしかないので、基本的にバックでの進入を想定しました。

    バックで入って…ハンドルを右側に切って…駐車スペースにおさめるだけだから、そんなに難しくないよね。

    ごくごく単純な駐車だと思っていたのですが。

    よくよく確認すると、お向かいさん宅のブロック塀が道路ギリギリまできています。

    ここにバックしながら入れるのって結構大変そうだな…。
    駐車スペースの間口を結構取らないと難しいのかも…。

    となったら…

    じゃあ試してみよう!ここは自分たちの土地なので!

    更地引き渡しだったので、車の出し入れも可能な状態でした。

    さっそく車で再訪問。バックで入ってみて右側にハンドルを切る…。

    あれ?図面通りのスペースだと想定するとかなり入れにくいな…。

    お向かいのブロック塀があるので、4m道路だと言っても実際はそこまで寄せられません。

    バックで入って最後に右に曲がって入るとき、想定していたよりもスペースが必要でした。

    それを考えるともっと間口が必要になる。
    駐車スペースの間口を確保すると建物は上側に狭くなり、結果として居住面積が減ってしまう。

    もちろん慣れの問題もあると思います。

    今回2、3度やってみただけでは判断しきれない面もありますが、でも毎日の車の出し入れを考えるとそこにストレスを感じたくないというのが本音です。

    実際、webで駐車場の間口を調べてみると、前面道路4mだと割とスペースを確保しなければならないことがわかりました。

    前面道路4mで3.6mの間口、6m道路では3mの間口が必要で、なんと0.6mも違いがある

    いろいろな情報がありますが、下記ページの記載は具体的な数値があってとても参考になります。

    縦列駐車に方針転換

    そこでまたしても夫婦会議です。

    とは言っても実演してみたこともあり、意見は割れることなく一致しました。

    • 慣れの問題ではなく、おそらくバックからの奥側駐車はかなりストレスフルになりそう。
    • 縦列駐車にすれば車はかなり出し入れしやすくなる。
    • さらに縦列駐車だと、家が道路に面せずに道路と建物の間にスペースができるので、安心感がある。
    • 家の構造自体も、正方形ではなく長方形になり間取りの工夫ができそうな予感。

    あれ?結果的にいいことばかりじゃないの?

    ということで、即決的に方針転換が決まりました。

    すぐに間取図を取り直す

    とは言っても、間取図に落とした時にどうなるのかが不安でした。本当に上手くいくのかどうか…。

    当時、ハウスメーカー選定候補だった古河林業の営業さんに相談したところ、快く間取図を作成しなおしてくれました。

    それがコチラ↓

    もともとの希望だった車2台分のスペース確保できるし、なんか家の間取りもよくなった気がする!

    今後はこのプランをベースに進めていくことに決めました。

    家の形を変えたことでの間取りがどうなったかについては、また別の記事で書こうと思います。

    複数の間取図を取得したからこそ気づいたこと

    駐車場のことは最初はあまり眼中にありませんでした。

    しかし、複数の間取図を手に入れて、それが似たり寄ったりの間取図だったことから、本当にこれで納得できる家が建てられるかな?と疑問に思い出したことがキッカケで、駐車スペースを見直すことになりました。

    実際に今住んでみて、この選択は大正解だったと(自己)満足しています。

    満足できる家づくりをするために、間取図はできるだけ多く集めることをおすすめします。

    材料が多いと比較が出来ますし、たくさん眺めることで疑問点もわいてきます。

    私たちもwebから間取プランを作成してもらいました。こちらのサイトでは無料で作成してくれます♪

    間取図集めを楽しむ

    いろんな会社に間取プランをお願いすると、似たり寄ったりのところもあれば、独創的で「なるほど~!」と思える間取りに出会えることもあります。

    「この会社はどんな間取りを出してくるのだろう」といつもワクワクしながら間取図の仕上がりを待っていました。

    間取プランを眺めることをかなり楽しんでいたと思います。

    間取図をたくさん集めて、家づくりを楽しみましょう♪

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