住み始めてもうすぐ3年になる我が家ですが、照明についてもかなり悩んで決めました。
県民共済住宅で選べる2社のショールーム、Webや電話相談も含めると合計7回も対応してもらいました。
それほど悩んだ証明なので、後悔は…一部こうしておけばよかった、という思いはありますが、かなり満足のいく住み心地となっています。
照明プランを作成する前に、まずは間取りをじっくりと考えてから、電気配置のイメージを決めていくことをおすすめします。
県民共済住宅の照明器具
パナソニックとオーデリックの2社から選ぶことになります。
間取りが決まると、現場監督さんからその間取りに合った電気配線プランを提示してもらえるのですが、どうせならこだわりたいですよね。
どちらのメーカーもショールームがあり、実際の照明器具の見学やあかりプランを作成してもらうことができますので、必ずショールームを訪問することをおススメします。
あかりの色の種類って?
あかりの色の違いって照明器具によるものだと思っていたのですが、同じ器具でも違いがあることをショールームでの説明で初めて知りました。
電球色 ~ 温白色 ~ 昼白色
← 暖かい ・・ 中間 ・・ 涼しい →
← オレンジ ・ 中間 ・・・ 白色 →
明るいか暗いかということではないようです。
使い分けとしては、以下のようにイメージになります。
色の種類 | 用途 | おすすめの場所 |
---|---|---|
電球色 | 落ち着いた空間 | リビング、ダイニング、寝室、浴室、玄関 |
温白色 | どちらにも使える普段使いの空間 | リビング、洗面所、居室 |
昼白色 | 明るさが必要なところ | キッチン、子供部屋、書斎、クローゼット |
第一回目の照明ショールーム訪問では理解できず…
先ほどのような色の違いがあるという風に書かれても、ピンとくる人は少ないのではないでしょうか。
正直なところ、私たちはこれらの知識を持たずにいきなりショールームに行って、理解が追い付かないうちに時間が終わってしまったというのが第一回目の訪問でした…。
色の名称や違いを少し頭に入れた上でショールームに行くと、実際の生活をイメージしながら話を聞けると思います。
様々な空間をシミュレートして、色の違いを経験させてくれるので、どの色がいいか直感で判断することができます。

ちなみに、その直感の結果、1か所以外すべて「温白色」になってしまいました…。何となく中間を選んでしまったようです…。
結局、あかりプランは何度も見直すことになりました。
形状にも違いがある照明器具
色味だけでなく、形にも大きな違いが見られます。
これまでの賃貸物件暮らしだと、部屋のあかりは「シーリングライト」が当たり前でしたが、新築一戸建てとなるとそこに「ダウンライト」という選択肢が入ってきます。
形状 | メリット | デメリット |
---|---|---|
シーリングライト | 広く空間を照らせる リモコンでオンオフだけでなく色味の操作もできる | 天井から出ているので空間を圧迫する |
ダウンライト | 天井がスッキリする | 後からあかりを変えるのが難しい |



最初のプランではほとんどがダウンライトになりました。
でもショールームでシーリングライトを見ると、素敵なデザインが多くて目移りしてしまった…。
我が家の照明プランの基本的方針
いろいろ悩んでいてもプランが決まらないので、
洋室は「シーリングライト」、その他は「ダウンライト」
という大方針を決めることにしました。



洋室だとベッドもあり寝っ転がるだろうから、直下光のダウンライトより、全体に広がるシーリングライトがいいと思う。
そして、色味は以下のように整理しました。
- 食事をするため明るすぎず暗すぎずの空間として、リビング・キッチンは「温白色」
料理に明るさがほしいのでキッチン手元は「昼白色」
落ち着きたいリビング~キッチンの間は「電球色」 - 服をはっきり見たいクローゼットは「昼白色」
- はっきりした明かりを必要とせず落ち着いた空間にしたい玄関・廊下・階段・トイレは「電球色」
- 利用頻度の高い洗面所は「温白色」
- 書斎のデスク真上ははっきりした明るさがほしく「昼白色」
部屋中心のあかりは「温白色」



色味はこだわりすぎてしまうとキリがないので、ある程度方向性を決めてしまうとすんなり決まりますよ~。
実際の我が家の照明をご紹介
そんな我が家で設置している照明をご紹介していきます。シーリングライトは明かりが無い方が柄がよくわかるのでライトON・OFFで載せておきます。



まずは1階からご紹介します。
ちなみに全体プランはパナソニックを選んだのですが、シーリングライトだけは施主支給(自分で用意)でオーデリックにしました。
息子の洋室(シーリング)




娘の洋室(シーリング)




リビング・キッチン(温白色)




キッチン~リビングの間(電球色/シーリングファン)




玄関(温白色)


廊下(温白色)&ホール(電球色)




1階トイレ(電球色)


娘の部屋のクローゼット(温白色)





続いて2階です。
ちなみに、浴室は標準でダウンライト(昼白色)になっていました。
階段(電球色)&廊下(温白色)




2階トイレ(電球色)


洗面所(温白色)&浴室(昼白色)




クローゼット(昼白色)


洋室(シーリング)




寝室(シーリング)




パナソニックの「美ルック」を導入
パナソニックには通常のライトだけでなく、「美ルック(ミルック)」というバージョンがあります。
それほど大きな金額差ではなかったので、毎日の生活の光に彩りをそえるために、我が家は「美ルック」にできる照明はすべて導入しました。
施主支給も含めて照明プランを作成しよう
我が家はベースのプランをパナソニックで作成しましたが、一部シーリングライトだけ例外でオーデリックにするという選択をしました。
シーリングライトなど付け替え可能な照明は、あえて別のメーカーで検討するというものアリだと思います。
例えば、パナソニックでもオーデリックでもない、このようなメーカーのシーリングライトもシックで素敵です。ぜひサイトを見てみてください。
あかりを理解することで照明プラン作成を楽しもう♪
間取りや大物仕様で悩み続けると、照明プラン(電気配線)のころには疲れ切ってしまって…なんていう声もよく聞きます。
でも、どのようなあかりを選択するかで毎日の生活がほんの少しでも楽になったり、明るくなったりすると思います。
我が家のこれまでの照明に関する右往左往はこちらにもありますので、ぜひご覧ください。
手っ取り早いのはショールームに行って、アドバイザーさんの説明を聞くこと。これだけで今まで無縁だったあかりについての理解が深まり、悩む意欲(?)が湧いてきます。
照明プランの作成も大いに楽しみましょう!
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