前回は洗面室の仕様について書きましたが、その中にも登場した室内物干し「ホスクリーン」。

我が家はこのホスクリーンを5か所に設置しました。一般的なご家庭と比べると多い本数だと言えます。
しかし、これが大活躍!我が家のホスクリーン活用術をご紹介します。
我が家のホスクリーン設置部屋
簡単に言うと、洗面室に加えて、リビング以外の全ての洋室に設置しました。
- 2階洗面室
- 2階くつろぎ部屋
- 2階寝室
- 1階息子の洋室
- 1階娘の洋室
それぞれの使用状況は以下のとおりです。
①2階洗面室
これは前回の記事で書いたとおりなんですが、洗面室の中央にホスクリーンを設置しています。
洗面室はバルコニーに直結しているので、洗濯物を干す時の一時的なハンガー掛けとして使ったり、雨の日はこのホスクリーンに洗濯物を干しています。


この洗面室に干す時は除湿機との合わせ技で洗濯物をしっかり乾燥させています。


②2階くつろぎ部屋
これも前回触れたのですが、2階の洋室にもホスクリーンを設置しました。
ここもバルコニーと繋がっているため、
- バルコニーに干す前の一時ハンガー掛け
- 外干しから取り込む際に一旦ハンガーを掛けておいて、そのあとでゆっくり畳む
- 雨の日の物干しスペース
として活用しています。


③2階寝室
基本的に寝る時にしか使わない寝室。稼働率は低いので、洗濯物を干すスペースも兼ねていいかと思いホスクリーン設置しました。
住み出してからの実体験ですが、このホスクリーンには物干し竿をつけていません。
かと言って失敗だった訳ではなく、むしろ設置して大正解でした。
我が家は寝室のホスクリーンを「(特に冬場の)乾燥対策」として使っています。
洗濯の終わったタオル、あるいは濡らしたタオルだけをここに干しています。

一晩経つと、タオルは大抵カラカラ。それほど乾燥していると思うとおそろしいですが、その乾燥対策としてタオル掛けとして活用しています。
ちなみに寝室の加湿にはぬかりがなく、別で加湿器も設置しています。この加湿器はお手入れもしやすく、おやすみモードにすれば音も全然気にならないので、とても使いやすく重宝しています。

④1階息子の洋室
当初、2階の3箇所だけにホスクリーンを設置することで話がまとまっていました。

1階の洋室にホスクリーンがあると圧迫感があるんじゃないかな…?
そんな懸念もあったのですが、4人家族な上にバドミントンをしているので洗濯物の量は一般的なご家庭より多い…それを考えて念のため1階の洋室にもホスクリーンを設置することにしました。
この部屋には100均で売っているような突っ張り棒を通しておきました。重量はかけられませんが、棒自体は細いので圧迫感は少ないかなと考えました。
結果…この部屋には洗濯物を一度も干していません。しかし代わりに、コートハンガー的な役割になっています。


冬場は毎日使うので、さっと出せる方がいい。そう考えると理にかなった使い方です。想定外の使い方ですが、活躍しているので、満足です♪
⑤1階娘の洋室
この部屋も先ほどの洋室と同じ理由で設置しましたが、結果として…


使ってません…
一時、何か飾ってたような記憶がありますが、今は何もありません。
たま〜に、乾燥が気になってタオルを干していました。
この真下がベッドですが、毎日スヤスヤ寝ているので、全く気にならないようです。
ホスクリーン設置の価格(県民共済住宅)
県民共済住宅では、標準で2本(物干し竿1本通すための1セットが2本)がついてきます。
追加するのに、1本2,500円でしたので、追加箇所4部屋(つまり8本)で20,000円でした。
2020年時点の価格なので、最新情報は確認した方が良いですが、それでも他のオプションに比べたら全然高くない金額です。
ホスクリーンの仕様をご紹介
取り外しできる
使わない時は取り外しして天井をスッキリさせることができます。




設置に迷う方はとりあえずつけておいて、使わなければ外すことを考えてみましょう。
とは言っても我が家は外すこともなく、全部屋そのままです。
長さ調節ができる
3段階に長さ調節が可能です。


部屋によって、家族の身長によって、長さを変えて使い勝手をよくすることができます。
ちなみに我が家はよく使う部屋は長め(高さが低い)、ほぼ使わない部屋は短く(高さが高い)しています。




実生活をイメージして間取りを考えるために
ホスクリーンの設置場所。家づくりの中では決して大きなウェイトを占める部分ではありませんが、実生活の中では毎日使うとても重要なもの。
家づくりにおいては、実生活をイメージすることはとっても大事です。
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家事動線が楽チンな家づくりをしよう
ここ3回は家事動線に関する記事、とりわけ「洗濯」というルーティーンに対する動線について書いてきました。
毎日必ずやるであろう洗濯。少しでも効率的に進めるために、間取りや周辺設備をどうするか考えておきましょう。
毎日のことなのでイメージはわきやすいと思います。
朝起きて寝るまでの生活を思い描きながら…家づくりを楽しみましょう♪
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