県民共済住宅の壁紙(クロス)は「リリカラ」一択ですが、ショールームの予約が取りにくいという情報は得ていたので、県民共済住宅との正式契約よりも前に動き始めました。
かなり早めの動き出しでしたが、期日ギリギリまで長期間悩むことになりました。
今回のブログでは、ショールーム訪問した様子と、我が家がそれ以外にどのような方法で壁紙選びを進めていったのかを書いていきます。
今回は方法を書いていきますので、結果我が家がどのような壁紙を選んだのか気になる方はぜひこちらをご覧ください。変なギャグから始まっていますが…壁紙の写真はたくさん添付してあります↓

我が家の壁紙タイムライン
リンクのあるイベントは、当みやびサイトの過去投稿があるものです。
まずはコンセプトを決める
壁紙を選ぶ前に、まずはどんなクロスを使いたいのか、コンセプトを整理しておく方が今後の壁紙選定をスムーズに進めやすくなります。
我が家の「こうしたい壁紙コンセプト」は以下の通りです。
- 犬を飼っているのでにおい対策
- 玄関の真正面の壁には意匠性を持たせつつ、玄関なので機能性も重視
- 水汚れや油汚れにしっかり対応したもの
- 階段や廊下を広く高く見せたい
これらを整理したうえで、壁紙選びを進めていきました。まずはリリカラとの打合せです。

やりたいことを整理してリリカラとの打合せに臨んだので、話をとてもスムーズに進めることが出来ました。
リリカラショールームの活用法
まずは王道の方法ですが、リリカラショールームを予約して、スタッフの方の説明を聞くという方法です。
我が家は県民共済住宅との契約前に早めに動き出したのですが、それでも予約を取れるのが2か月先…。ちょうど感染症が拡大していて予約が取りづらい状況ではありました。
しかし、オンライン予約なら2週間後に取れるということがわかり早速予約。仕事でもリモート会議が多かったので、オンライン相談には全く抵抗なく臨めました。



夫婦そろって1台のPCに向かってオンライン相談している姿が最初少し違和感がありました(笑)すぐに慣れましたが。
ショールーム訪問(オンライン)
ショールーム訪問前にオンラインで相談できたことが、結果的にはリリカラの壁紙・クロスの理解を深めることになり、オンラインが先になったことが結果的にいい順序となりました。
オンライン相談を予約するときに、要望欄に我が家の壁紙コンセプトを書いておいたのと、さらに間取り図も事前に送る流れになっていました。
そのため、我が家の間取りにあった壁紙をシミュレーションしてくれており、さらに話の中でこちらの希望に合うような提案をしてくれました。
下図は打合せメモです。
事前に聞きたいことを箇条書きにしておいて、あとは打合せの中で取ったメモ。完全にお仕事モード(笑)


一点注意点としては…



型番のメモはご自身でお願いします。
と言われたので先ほどのメモ書きのようにメモは取りました。
そうは言っても、何だかんだで図面に落とすなり打合せ結果をまとめてくれるんだろうと思っていたら…結果何もありませんでした。自分のメモだけが頼りですので、しっかりメモを取っておきましょう(2020年時点の情報のため、今は変わっているかも知れません、念のため)。
オンライン相談が終わると、壁紙のサンプルを送ってくれます。こんなにあると本当に悩みます…。


ショールーム訪問(アドバイザー予約)
オンライン相談から1か月半後、ようやく待ちに待ったショールーム予約の日がやってきました。


今回のショールーム訪問では以下のコンセプトに絞って壁紙を見るという方針に決めました。
- デザイン性よりも機能性を重視
- 基本的に「標準」を選び「オプション」は選ばない
- 青が好きなので、差し色(アクセントパネル)でネイビーを使う
そして、ショールームではオンライン相談と同じアドバイザーさんが案内してくれたため話がスムーズでした。
まずは実際の壁紙を見学。こんなにもズラーっと並ぶとどれもこれもよく見えてきます。


パネルを引っ張り出すといろんな色やデザインを組合せて比較することが出来ます。大きなパネルで壁紙を見ると、サンプルの壁紙とは全然印象が違うので、大きなもので見ることをお勧めします。






こうやって色々見ていくと、あれも良い、これも採用したいという話になっていくのですが、望んだものはことどとくオプションでした…。この日のコンセプトは「標準」だったので、すべて断念。
ちなみに、リリカラショールームでは標準の一覧コードをもらえるので、この中から選ぶようにしました。


また、リリカラショールームでは実際にリリカラの壁紙が貼ってあり(←当たり前ですね…)、それがどの型番か書いてあるので、それも大変参考になりました。




〇
ショールーム訪問(フリー見学)
ショールームでのアドバイザー相談を経て壁紙決定するかと思いきや、その後も迷いに迷うことになります。
リリカラショールームではフリー見学であれば予約なしで訪問できるので、私たちはその後3度のフリー見学を利用しました。オンライン相談・アドバイザー相談と合わせて、計5回リリカラショールームを訪問したことになります。
フリー見学の良いところは自分たちのペースでとことん悩むことが出来ること。カタログもじっくり閲覧することができること。


さらに私たちは図々しくも、手の空いていそうなアドバイザーの人に声をかけて、アドバイスをもらったりしました。素敵なマイホームにするために必死です。後悔したくないので、ダメもとで何でも相談してみようという考えで行動していました。
次の項目からはリリカラのショールーム以外でどのように壁紙を検討していったのかを書いていきます。
実際の壁紙を見る
ショールームで大きな壁紙を見るとイメージも膨らむのですが、やはりそれぞれの空間で壁紙がどんな印象になるのかを確認することも重要です。私たちの取った具体的な行動は2つ。
日常生活の中でアンテナを張る
家づくりをしている人は皆さんそうかも知れませんが…
特に壁紙で悩んでいた時期、どこに出かけてもいろんな壁紙が気になりすぎて、しょっちゅう壁紙をチェックしていました。見ていても、これはリリカラでは!とわかるようになったくらいです。
下記の写真は実際の出先で撮った写真です。











トイレの壁紙写真ばかりなのは、ちょうどトイレの壁紙に悩んでいたから…
そのトイレ壁紙選定の苦悩はこちらです↓


県民共済住宅ショールームで見学
私たちは県民共済住宅の新都心本店で住宅相談をしていました。
ショールームも併設されているので、仕様決めのために訪問するたびにチェックしていたのですが、壁紙選定の時期に訪問した時にふと気づいたんです。



展示スペースによってクロスがチョイスしてあって、どの型番なのかしっかり書いてある!
壁紙選びをするまで全然気づいていませんでした。
木を見て森を見ず…目の前の仕様しか見えてませんでした。壁紙の存在に気付くと気になりだして仕方ありません。あらゆる場所のクロスをチェックしました。
県民の仕様に合わせて、そのスペースに合ったオーソドックスな壁紙が展示されているので、これはこれで大変参考になりました。








他のハウスメーカーのモデルハウス見学
これは壁紙以外にも言えることですが、間取りとか仕様を決める際に、他のハウスメーカーのモデルハウスやモデルルームを見学して、壁紙を意識して見てみるのはイメージがわくのでおすすめの方法です。
例えば、とあるモデルハウスで水色のアクセントクロスを見て、素敵な色合わせだと感じて我が家にも採用しました。
■某ハウスメーカーのモデルハウス


■娘の洋室





ハウスメーカーによって特色も違うので、目新しい壁紙の組み合わせに出会えるかも知れませんよ♪
サンプル壁紙のユニークな使い方
先ほど触れたように我が家はトイレの壁紙選定で一番悩みました。
家の中でも最も狭い空間と言ってもいいトイレ。だからこそこだわりたくて、四方同じ色ではなくアクセントクロスをつけることを夫婦で考えていました。その壁紙の決め方はかなりユニークなものかも知れません。
シミュレーションボックス
このボックス、売り物ではなく自作です(笑)
段ボール箱にリリカラでもらった壁紙サンプルを立てかけて、真ん中にiPhoneの箱を便器に見立てて置きました。
すると、どうでしょう!まるでトイレのような空間に見えてきます♪








サンプルを入れ替えてはどんな組み合わせがしっくりくるのか、必死に考えていました。
サンプル壁紙を貼って生活
これもトイレの壁紙の話ですが、下記の写真のように実際のトイレ(当時住んでいたマンション)にサンプル壁紙を両面テープで貼り付けて、どんな印象を感じるのかしばらく生活してみました。
もちろんサンプルはそれぞれ1枚(多くても2枚)しかないため、一部分を埋めるだけのシミュレーションになりますが、そこを中心に見るようにすると、全体像のイメージがわいてきます。


下の2枚の写真は、アクセントクロスを選ぶためにトイレの天井の角に貼り付けて生活してみました。







一見本物のアクセントクロスに見えますが、トイレの天井角にクロスを貼り付けているだけです。この一部分であってもイメージがわくんですよ。
その他の情報収集方法
壁紙選びにおいて、自分の目で実物を見て選んでいく方がイメージがわきやすいのですが、webで施工例を見てそれぞれの家にマッチする雰囲気なのかどうかを調べるという方法もおすすめです。
インターネット検索
単純に検索エンジンで「壁紙」「クロス」「アクセントクロス」などのフレーズで検索してみるとたくさんの画像を見ることが出来ます。すでに施工されている画像が多く参考になります。
壁紙(クロス)メーカーの情報
意外と知られていないリリカラのオンラインショップ。人気の壁紙ランキングや、部屋別のオススメ壁紙が見れるので、とても参考になるwebページです。


もちろんリリカラのWebページでもいろんな情報を見ることができます。
残念ながら県民共済住宅では選択できないメーカーですが、大手クロスメーカーのサンゲツのwebページ。着せ替え形式でシミュレーション出来たり、おすすめコーディネイトを閲覧できます。


その外にも壁紙・クロスのメーカーはたくさんあるのですが、代表的なメーカーを載せておきます。それぞれシミュレーションできるページがあったり、施工例がありますので、覗いてみてください。
何を重視して壁紙を選ぶかを考えよう
我が家の壁紙選びはハウスメーカーとの契約前に始めました。間取りもだいたい決まってきている段階ですが、その間取りは各ご家庭のライフスタイルを反映させて、暮らしの中で何を優先するのかを考えながら決めているかと思います。
壁紙選びもコンセプトが重要です。そのコンセプトも間取りがしっかり整ってこそです。
間取り図はたくさん入手した方がいいですし、下記サイトでもらえる「成功する家づくり~7つの法則と7つの間取り」というPDF冊子も参考にしながら家づくりを進めてみましょう。
家づくりの資料は多いに越したことはないです。たくさんの情報を簡単に集められるサイトを利用しないのはもったいないですよ~♪
ショールームで大きな壁紙を見てみよう
壁紙はサンプルを簡単に入手出来たり、インターネット上にたくさんの情報がありますが、色もデザインも豊富なので、安易にサンプルや画像で決めてしまうのは避けたいところです。実物を確かめずに決めてしまうと後悔ポイントになってしまう可能性があります。
ハウスメーカーによって取り扱っている壁紙メーカーは異なると思いますが、ほとんどのメーカーがショールームを設けていますので、ぜひショールームに足を運んで大きなクロスを見ながら選定していきましょう♪
家づくりの中でもデザイン性がかなり問われる部分ですが、楽しく選んでいきましょう!
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