我が家の外構は、家の前面がそのまま駐車場になる形式だったので、どのような舗装を選ぶのか大いに悩みました。結果としてインターロッキングの透水コンクリートを選びました。

ここに行き着くまでに、どのような舗装があるのか調べに調べて、それぞれの良し悪しを検討していました。
インターネット、YouTube、ブログ等を駆使して情報収集したのですが、駐車場のコンクリートについて素人目線で比較したものを今回まとめてみたいと思います。
我が家の外構(主に舗装部分)決定ポイント
我が家が外構を決めるポイントは
- タイヤ痕のつきにくさ(汚れにくさ)
- デザイン(シンプルでもおしゃれ)
- 金額(予算150万くらい)
というものでしたが、いろいろ調べていくうちに④が加わりました。
④滑りにくさ(歩きやすさ)
具体的に見ていきます。
①タイヤ痕のつきにくさ(汚れにくさ)
我が家の外構は、家の前面に2台車を止めるので、ほぼ駐車スペースです。

2台あるので車の出入りも多く、駐車スペースにタイヤ痕がつくのは仕方ないにしても、極力避けたいところでした。
土間コンクリートはコストを抑えられるものの、タイヤ痕がつきやすい。そのため、外構に採用されることの多い土間コンにするかどうか大いに悩みました。
スタンプコンクリートは、土間コンの上からスタンプ型を押し付けて色を付け加えることで本物のタイルのような見栄えになるのでおしゃれな外構になるのですが、色落ちする、水がたまるなどのデメリットもあることがわかりました。
いろんなお宅の駐車スペースや駐車場を見ているうちに、賃貸マンションみたいなアスファルトがもしかしたらいいのではないかと真剣に考え始め…しかしアスファルトは戸建ての小さいスペースではコストはそれほど下がらず管理も大変だということで見送りました。

アスファルトはそもそもデザイン性からは遠のくし…
②デザイン(シンプルでもおしゃれ)
土間コンといってもいろいろな仕上げがあり、テカテカの金鏝仕上げ、ほうきで掃いたような刷毛引き仕上げ、表面が石目の洗い出し仕上げ、などいろいろありますが、やはりスタンプコンクリートやタイルのようなデザイン性に惹かれます。



スタンプコンクリートは見た目がコンクリートっぽくなくて魅力的♪
③金額(予算150万くらい)
これは明確なものではなく、品質やデザインに納得できれば多少この範囲を超えてもいいと考えていました。
県民共済住宅の提携外構業者を第一に考えてはいたのですが、コスト面やデザイン面で他社を選ぶことにしました。
県民共済住宅提携業者の見積もり


契約した外構業者の見積もり





県民共済住宅の提携業者なら安くなるだろうという先入観があったのは正直なところ…。早めに他社も見積もり取っておいてよかった。
④滑りにくさ(歩きやすさ)
正直なところ、ここは全くのノーマークだったのですが、いろいろなコンクリートや舗装を調べていくうちに、デメリットの一つに滑りやすさがあるいうことがわかりました。
水はけなどが影響し、水たまりや寒い日の凍結で滑りやすくなります。



我が家は駐車スペースが大部分ですが、外構のど真ん中がエントランスであり、毎日通る場所が滑りやすいのはちょっと…。
考えるポイントが増えることになりました。
素人だから必死に調べた舗装の施工方法一覧
施工に詳しいわけではありませんので、だからこそそれぞれの特徴や注意点を素人なりにいろいろ調べ、比較表にしたものです。
施工方法 | 特徴 | 注意点 | |
---|---|---|---|
砂利敷き | 低コスト 排水性がよい | 砂利が飛んで散乱してしまう 結果凹凸が発生 | |
土間コンクリート | 金鏝(かなごて) | 表面がツルツルでキレイ スベスベなので掃除もしやすい | 雨の日に滑りやすい |
刷毛引き(はけびき) | ほうきで掃いたような目がつく 滑りにくい | 掃除しにくい | |
洗い出し | コンクリートが固まる前に表面を流して石目を出す 滑りにくい 汚れが目立ちにくい | 工数がかかるためコストが高くなる 経年劣化で石が取れてくることがある | |
スタンプ | コンクリートに型を押し付けて色をつける デザインが豊富 | 工数がかかりコストがかかる 水がたまる 特に車の通行頻度が高い場所では色落ちの可能性あり | |
インターロッキング | 透水性のあるコンクリートブロックを嚙み合わせて並べる | 土間コンよりもコストがかかる | |
タイル | 駐車スペース用のタイルなので厚さもあり安定している | コストが高い | |
アスファルト | 広い面積を覆うには割安になる | 補修の頻度が高い 色味が黒っぽいので明るさはない |



そもそも、金鏝、刷毛引き、洗い出し、スタンプ…これらが土間コンの仕上げの違いなんて全く知らなかった…。
外構ショールームで出会ったカーフロア(リクシル製)
以前のブログにも書いたのですが、LIXELの駐車スペース用タイル「カーフロア」に惹かれました。




駐車スペース専用のタイルでデザインもカッコよく、県民提携業者なのできっと安くなるだろうと思いきや…期待した金額にならず断念しました。
外構業者おすすめのワンユニオンペイブ
いくつか打ち合わせをした外構業者の中で、「ワンユニオンペイブ」という透水コンクリートを提案してくれた業者がありました。


その特徴は、下地コンクリートがなく雨が直接地面に染み込むので
- 環境に良い
- 水たまりができない
- 滑りにくい
- 放熱しやすい
という優れもの。
さらにデザインもインターロッキングで嚙み合わせて施工されるので、パッと見たところタイルのような模様にも見えて素敵です。
我が家はこのワンユニオンベイプを採用することにしました。


見積もりをたくさん集めたからこそ信頼できる外構業者と出会えた
このように納得できる施工方法に出会えたのは、自分たちでいろいろな情報収集をしたからでもあり、たくさんの見積もりを取ったからこそ、施工方法と費用感を自分たちで外構業者とやり取りして確認することが出来たからです。
外構工事はパース図しか完成予想図がありませんので、信頼できる業者を選ぶことが何より大切です。そのためには多くの見積もりを取ることをお勧めします。
下記サイトでは簡単に一括見積りできるので手軽に情報収集できます。
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家づくりを楽しむためには学びも必要
私は家づくりについては全くの素人で、何をどうやって進めるかも、専門用語も、さっぱりわかりませんでした。
外構もその一つ。
でも、自分で知識を得ないと良いものは作れないという気持ちで、時間を見つけては多くの情報収集をしました。
人生で最も高い買い物だったから(?)背中を押されたのかも知れませんが、40代半ばを超えてからこんなに新しい知識を学ぶなんて思っていませんでした。
詳しい人から見たら大したことのない素人知識かもしれませんが、こうやってブログにコンクリートについて書けるくらいにまでなりました。
当時は必死でしたが、一方で学ぶことを楽しんでいたな~。悩みも多くて大変な家づくりですが、楽しく進めていきましょう♪
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