前回の断熱仕様に続き、今回は見た目の空間、天井とドアの高さについて、です。
結論から言うと、どちらも高い方が絶対におすすめです。
高い天井とハイドアを取り入れた我が家の様子をご紹介いたします。
県民共済住宅の天井高さ
県民共済住宅の標準の天井高は2,450mm(つまり2.45m)。
一般的なハウスメーカーでは2,400mm(2.4m)のところも多いようですので、それと比べると県民仕様は少し高さがある空間とになります。
さらに、これにオプション料金を支払うことで2,600mm(2.6m)まで高くすることが出来ます。
天井高さ変更の見積もり額
金額は、1坪あたり9,000円です↓

画像だと少し見づらいので…あらためて記載すると下記のようになります。
№ | 名称 | 仕様 | 数量 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ★OP天井高さ変更費用(対象階の坪数) | 最大2.6Mまで | 16.1坪 | 9,000 | 144,900 |
我が家は1階の全ての部屋の高さを2.6mに変更しました。この金額を投入してまでも天井を高くして良かったと大変満足しています。
ドアはハイドアを選択
せっかく天井を高くするので、ドアも高くしたくてハイドアを選択しました。
県民共済住宅の室内建具は、ウッドワン、阿部興業、大建工業(DAIKEN)の3社から選択できるのですが、ハイドア仕様があるのはダイケンのみだったため、割と迷うことなくダイケンに決めました。
色はネオホワイトとダルブラウンの2択です。

色は好みですよね。我が家も、ブラウンもシックでいいかな~と迷いましたが、明るい空間を求めてネオホワイトにしました。
ハイドアだと天井近くまでドアが高く伸びているので、空間を広く感じることができるのですが、天井高によってドアの高さも変わるようです。
我が家の高天井とハイドア
我が家の1階の高天井とハイドアをご紹介します。
【左】洋室(開き戸)【右】リビング(引き戸)


トイレ(開き戸)


この写真で、天井近くまでドアがあるのでハイドアの高さが伝わると思います。
1階と2階の天井の高さを比較
我が家の1階天井高は2.6m、2階は2.45mです。写真でそれぞれ比べてみました。
①ドアから130センチの距離で撮影、②ドアから300センチ(3メートル)のところで撮影
どちらもカメラは同じ角度で撮影しています。
①ドアから30センチ
1階玄関ホール


2階洋室


これを見るだけでも天井の高さに違いがあるのがよく分かります。特に1階は玄関入ってすぐのところの写真のため、開放感のある空間になっています。
②ドアから3メートル
1階リビング


2階洋室


ドアから離れた写真だと少し分かりにくくなるかも知れませんが、何となく天井の高さに違いがあるのが伝わりますでしょうか。ドアの高さの違いを見ると分かりやすいかも知れません。
天井やドアを高くしたメリット
オプション費用がかかったとは言え、我々が満足している3つの理由です。
単純に見た目がカッコいい
先ほどの写真でも伝わると思いますが、天井近くまでスラっと伸びたドアがとてもカッコいいです。
玄関ホールを入って高い天井と高いドアがあることで空間がとても素敵になりました。
空間が広く、シーリングファンも邪魔にならない
天井が高いので、ファン付きのシーリングを設置しても邪魔になりません。
物理的にも、視界的にも全く問題ありません。
天井からドア枠が短いため開けてもすっきりした印象
ドアを開けっぱなしにしても、壁があまり下がっていないので、空間が広々します。(開けっ放しにする訳ではないのですが)
特に、リビングと洋室のドアを開放して空間を広げることもしているので、その場所では大きなメリットとなっています。


天井高のデメリット
たいしたデメリットではありませんが、入居時に少しだけ困ったことを書いておきます。
入居時のシーリングの取り付けに苦労
我が家は洋室のシーリングライトは施主支給(自分で用意)としたので、取り付けも入居後自分たちでやることになっていました。天井が高い分、台の上に乗って手を伸ばしても、なかなか取り付けるのが大変でした。
頻繁にシーリングライトを付け替えるわけではないので、デメリットと言うほどの事象ではありません。
高天井の家のススメ
天井が高い家はとても開放感があって快適な生活を送ることが出来ます。
県民共済住宅に限らず、いろいろなハウスメーカーで高天井を取り入れていますので、展示場まで足を運んで実際に体験してみることをおススメします。
ただ、住宅展示場に予約なしで訪問するのはもったいないです。下記のサイトではWebで簡単に予約が出来る上にAmazonギフト5,000円分がもらえます。お得に展示場を訪問しましょう♪
広さだけでなく高さも意識した家づくりを
土地の面積が限られている中で住居空間をどう広げるか、その一つの手段が天井を高くすることです。どこまで高くできるかはハウスメーカーにもよりますが、オプション金額含めてどの程度で実現できるのか確認するようにしましょう!
我が家には吹き抜け空間はありませんが、単純に天井を高くしただけで広々とした居住空間になっています。
広さも高さも意識した家づくりを、楽しんで進めていきましょう♪
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